就労支援事業所 リターム の名前は、
Right Arm(右腕) という言葉が元になっています。
誰かを上から支える存在ではなく、
横に並び、右腕として一緒に働く存在でありたい。
そんな想いが込められています。
そこに重ねられているのが、「利他の精神」。
ただし、それは
「してあげる支援」ではありません。
- 一緒に働く
- 一緒に考える
- 一緒に社会の中で役割を持つ
この関係をつくることが、
リタームが目指してきた就労支援でした。
農福連携が必要だった、現場のリアルな理由
就労支援の現場では、
内職などの軽作業が中心になることが多くあります。
ですが、どれだけ頑張っても、
時給にすると数十円から百円ほどにしかならない。
この現実がありました。
「福祉だから仕方ない」
そう片付けることもできたかもしれません。
でも、そうは思えなかった。
この構造を変えない限り、
働く人が誇りを持てる仕事にはならない。
その答えとして行き着いたのが、
農業と就労支援を一体で考える=農福連携でした。
右腕だけでは足りない。だから「左腕」をつくった
リタームが「支える右腕」なら、
現場で実際に動き、生産するもう一つの腕が必要になります。
それが、農業部門である
レファーム です。
レファームは、
単なる農業会社ではありません。
- 就労支援の特性を理解した農業
- 同じ作業をコツコツ続ける力が活きる現場
- 通年で仕事があり、収益につながる仕組み
福祉の延長ではなく、
「仕事として成り立つ農業」をつくるための左腕です。
「箱の中」ではなく、地域の中で働く
代表が強く感じていたのは、
障害のある人が、施設の中だけで働き続ける現状への違和感でした。
外に出る機会が少なく、
社会との接点も限られている。
それでいて、工賃はとても低い。
それなら、
地域の農地で、外に出て、季節を感じながら働く方がいい。
農業は、
丁寧さや継続力がそのまま価値になります。
障害のある・なしに関係なく、
「仕事」として評価されやすい分野でもあります。
これも、農福連携を選んだ大きな理由の一つです。
名前に込めたのは、農福連携への覚悟
リターム(右腕)と、レファーム(左腕)。
支援と生産。
福祉と農業。
この二つを分けず、
最初から一緒に動かす。
その覚悟が、この名前には込められています。
農福連携は流行でも、制度対応でもありません。
「働く人が、きちんと稼げるようにするための選択」
それが、リタームとレファームの原点です。
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